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OK! INTERVIEW☆ロジャー・フェデラー: 妻はNo.1サポーター(後編) | セレブリティーライフスタイル「OK!」マガジンの日本公式WEBマガジン「OK!JAPAN」
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8度目となるウィンブルドン選手権優勝によってスポーツ界の歴史を作ったスイス人テニスチャンピオン、ロジャー・フェデラー(Roger Federer)が妻や家族のサポート、将来への展望、自身の考えについて語る。

OK! INTERVIEW☆ロジャー・フェデラー: 妻はNo.1サポーター(後編)

━━ご自身のキャリアにおいて、成功を収めることが出来た理由は何だと思いますか? どんな肉体的・精神的才能がこの素晴らしい記録へ繋がったのでしょうか?

このステージではすごく一貫性があった。大きい舞台にひるまず、常に堂々としていられた。いつだって、1番で大きなコートでベストのプレーをしているような気分なんだ。ただ理由が何であれ、正直18番コートでは苦しんだね。センターコートにいる時みたいに、調子良くボールに当てられている感じがしなかったのさ。だからもっと大きな試合でベストプレーヤー達と戦う事はいつだって自分に有利に働くだろうね。

子供時代は、すごく大きな事を夢見ていたと思う。他の人が実現不可能だと思う事でも、自分は出来ると感じていたみたいにね。その考え方が僕を助けてくれたんだ。それに何年にも渡ってハードで上質で、とても賢くトレーニングを積んだ。1番最初のコーチから今までのコーチ達の事やフィットネスの事を考えると、今までの人生において僕は常に正しい人と付き合ってきたと思う。僕の周りの人達は皆素晴らしいんだ。妻も両親も常に僕の足を地に着かせてくれていたし、今の僕でいさせてくれた。試合に関しては、もちろん色々な才能に恵まれたけれども努力もした。本当に才能だけではダメなのさ。

━━あなたはいつでもハイスタンダードで、15歳の時にはほぼ不可能とも言える完璧な試合をしなければならないと言っていましたね・・・。

15歳ではないよ! 35歳でもないけどね・・・。

━━今年起こった事とこのトーナメントについてですが、1つもセットを落とさなかったのはなぜでしょう? 信じ難いほど素晴らしい結果ですね。

正直に言うと、自分でもすごく驚いたし、自分がどれだけ良い気持ちでいるか、コートで状況がどう変化するか、プレーのレベルがデイリーベースの時にさらにタフな状況を自分がどうやってマネージメントするか、とても順調で驚いたんだ。いつの日か、素晴らしいプレーがまた出来ると分かってはいたけれど、このレベルのプレーが出来るとは思わなかった。それにきっと、今年2つのスラムで優勝すると言っていたら、皆笑っていただろうね。もし僕がそんな事を言ったとしても周りは信じなかったはずさ。自分だって2大会で優勝できるなんて思ってなかったし、どれぐらいこれの状態が続くかは分からないね。想像もできないけれど、この段階では健康第一でいて、もしそういられるならば自分で実現不可能だと思っていた事も実現可能かもしれないね。

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━━もうすぐ36歳になりますよね・・・。

また思い出させてくれてありがとう!(笑) 大丈夫だよ。問題ない。

━━あなたが言っていたように、健康でさえいれば40歳になってもまだウィンブルドンでプレー出来るのでしょうか?

そうくると思った! 君の言うように健康面が大丈夫であれば全て問題ないし、ウィンブルドンの前に300日間の休みを取ってその後準備をして、フリーザーに入った後に少し練習すれば怪我もしないしね。ウィンブルドンでプレーする事と、そこで優勝する事は別の事で、常に頭に留めておかなければいけない事なんだ。プレーをしないという事は、ある意味健康面でのチャンスにもなる。何故なら試合は真の物差しだからね。自分の好きなだけ練習できるし、練習で好きなだけ調子を掴むことが出来る。
でも、試合のプレッシャーとか胃にかかるストレスとか、その時にどう感じるかとか、全て試合前に起きるような事は、練習では再現できないし、自由でない時や緊張している時に自分の体がそういうブレッシャーに対しどう反応するか分からない。だから練習と大会と休暇のよいバランスは常に保たなければならない。ある段階に至ったら、大会参加数を抑えなければそれ以上は成功できないし、それが前進することの興味深い部分さ。それをどうマネージするかだね。

━━ウィンブルドンの決勝は、マリンの事で少し変な雰囲気だったのではないですか? 彼の事で、あなたのプレーや精神状態に影響はありましたか?

今は言えないし、それに正直彼の問題についてよく知らなかったんだ。だから、彼がフォアハンドやバックハンドの動きに苦しんでいても君には教えられなかった。何故なら彼は大きくサーブしてボレーをしていたんだ。恐らく怪我による動きは大きな問題ではなかったと思うよ。彼が最初にドクターを呼んだとき、目眩か何かだと思った。だから何も言えなかったし、気楽でいられた。でももし彼が足をひきずったり、どこか痛めているのを見たらきっと、“ドロップショットを投げて彼をチェックしよう”って思い始めるだろうね。(笑)そうすべきなんだ。すでに痛む所をさらに傷つける必要がある。だって僕は知らなかったし、さっきも言ったように分からなかったんだ。試合に集中してマッチに集中して、プレーし続ける。僕がすでにリードしていたことは良かったよ。観客は接戦の5セットマッチを見たいのはもちろん分かっているけど、そうならなかったのは嬉しい。(笑)

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━━最後に、あなたの原動力となっているものは何ですか? そして、休養中のアンディ・マリー(Andy Murray)に対して何かアドバイスはありますか?

彼は僕より若いし、間違いなく僕とは違った練習をしている。彼が僕よりも多く練習しているという事ではなくて、ただ単に違うという事。生い立ちが違う彼とは、全てが違うのさ。
僕が休暇を取ったからといって、皆がそうするべきというわけではないよ。すごく正直に言うと、プレイヤーの中にはひたすら毎日プレーする必要があって、そうしないとラケットとボールと完全に疎遠になって、体がおかしくなってしまうような気になる人もいる。多分彼だけがベストな方法を分かっていると思う。何もアドバイスは出来ないけれど。僕の場合は休暇を取って上手くいったよ。休暇中、フランス大会やクレーシーズンに出ないというタフな決断をした事に僕自身まだ驚いている。振り返ると、ウィンブルドンで優勝する為にそうしているように、すごくシンプルな事に見えるんだ。でも、それは違う。彼は正しい選択をして前に進むと確信しているし、やる気さえあればまだ何年もプレー出来る。僕達はまたアンディー・マリーの素晴らしいプレーを見る事が出来るだろうね。

━━何故あなたは前に進み続けられるのですか?

分からないな。僕はプレーする事が大好きだし、チームにも恵まれている。妻は僕がまだプレーする事に賛成していて、僕のNo.1サポーターなんだ。彼女は素晴らしいよ。僕は、大舞台でプレーする事が大好きだし、練習や遠征は苦ではない。何故なら控え目な練習をして、代わりにより多くの時間を手にしているからね。最近は時々アルバイトをしているような気分になるけれどそれもいい気分だよ。(笑)

━━ありがとうございました。

Interview © Vicky Dearden / Hotfeatures
Photos © Tim Clarke / N&S Syndication

END.

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