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ボブ・ディラン:世代を具現化し、形にした“真のレジェンド”(後編) | セレブリティーライフスタイル「OK!」マガジンの日本公式WEBマガジン「OK!JAPAN」
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音楽界の歴史が生んだ偉大なソングライターの1人と言っても過言ではないボブ・ディラン(Bob Dylan)! 写真:2012年6月当時。

ボブ・ディラン:世代を具現化し、形にした“真のレジェンド”(後編)

たゆまぬ努力を積み重ねながら音楽活動を続けている80歳のボブ・ディラン!

そして、ちょうどその年、ボブはモデルのサラ・ローンズ(Sara Lownds)と結婚し、4人の子供を設け、サラが先夫との間に設けた娘を養女に迎えたボブは計5人の子供の父親となっている。

その後1966年7月、バイク事故を起こしたボブはツアー興行を辞め、アーティストコロニーとして知られるニューヨーク州ウッドストック(Woodstock)に移り住み、まるで“世捨て人”のような生活を送るようになる。

その後、当時の心境についてボブは次のようにコメントしている。

「正直言って、あの当時は“目まぐるしいネズミ競争”のような生活から逃げ出したい思いでいっぱいだったんだ。」

しかし1974年、再び音楽界に返り咲いたボブは、彼のバックバンドのザ・バンド(The Band)と共に、アリーナで初のメジャーツアーを展開している。

その後、サラと離婚することになるが、彼はその経緯について1975年発表のアルバム『血の轍』(Blood on the Tracks)の中で“10年生活を共にして、その別れを歌にするのに2年という歳月必要だった”と自らの離婚への思いを詩につづっている。

そして1970年後半、“ファンの1人が、ステージに向かって十字架を投げ入れたことをきっかけにキリスト教に目覚めた”というボブは、後に洗礼を受け、モダンゴスペルを含む一連のアルバムをリリースし続けている。

さらに30年以上に渡り少しずつ自らの音楽スタイルを変えながら、安定した音楽活動を続けたボブは、1985年に入ると、ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のギタリスト、キース・リチャーズ(Keith Richards)とロニー・ウッド(Ronnie Wood)をバックに、フィラデルフィアで開催された「ライヴエイド(LIVE AID)」で『風に吹かれて』(Blowin’ in the Wind)を披露している。

そして時を同じくして、バックシンガーのキャロリン・デニス(Carolyn Dennis)と密かに式を挙げたボブは、彼女との間に6番目の子供を授かるが、残念なことにこの結婚も1992年に破局を迎えている。

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写真:現地時間2019年12月7日当時。ハイド・パークで開催されたイギリス、ロンドン公演。

そして1980年後半になると著名な友人、ジョージ・ハリスン(George Harrison)、トム・ペティ(Tom Petty)、ロイ・オービソン(Roy Orbison)と共にスーパーグループを結成して、さらなる音楽活動を展開し、「シングス・ハヴ・チェンジド(Things Have Changed)」のトラック盤でアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したボブは、その後見事にロックの殿堂入り(ロックンロール・ホール・オブ・フェイム)を果たしている。

そして彼の活躍は留まることを知らず、さらにピューリッツァー賞(Pultizer Prize)も手に入れ、2012年には当時のアメリカ合衆国大統領バラク・オバマ(Barack Obama)から大統領自由勲章を受勲するという活躍ぶり!

さらに “音楽活動を通して新しい詩的表現を作り上げた”才能と功績を評価されたボブは2016年、歌手として史上初のノーベル文学賞受賞という栄誉に輝いている。

そして、その受賞に関してボブは後に次のようなコメントを残している。

「僕が作り上げる音楽は、僕たちの生活の中で生き続けているけれど、でもそれは文学とはちょっと異なって“読まれる”のではなく“歌われる”ために存在しているんだ。」

また、ここ最近は時間の余裕を見つけると、絵を描くことに楽しみを見出していると語るボブだが、彼の作品は現在ロンドン(London)とマンチェスター(Manchester)にあるギャラリーに展示されているという。

さらに、11人の孫を持つボブは“World’s Greatest Grandpa”(世界最も偉大なおじいちゃん)と書かれたステッカーをバンパーに張り付けたトラックを運転しているらしい!

彼の最後のイギリス公演は2019年、ハイド・パーク(Hyde Park)で開催され、2020年にはJFK(ジョン・F・ケネディー)の暗殺について歌う17分の曲が発表されている。

今年の5月24日に記念すべき80歳のバースデイを迎えたボブにとって、どうやら引退の計画はまだまだまだ先のことらしい!

Words © Anna Matheson  
Photos © WENN.com

END.

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