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OK! インタビュー☆ニコラス・ケイジ:心理スリラー『原題:ザ・サーファー』に主演(後編) | セレブリティーライフスタイル「OK!」マガジンの日本公式WEBマガジン「OK!JAPAN」
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写真左から:妻の柴田璃子(Riko Shibata)と、ロルカン・フィネガン(Lorcan Finnegan)監督の緊迫感あふれる心理スリラー映画『原題:ザ・サーファー』で精神的に地獄へと突き落とされる主人公を演じる、ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)(61歳)。

OK! インタビュー☆ニコラス・ケイジ:心理スリラー『原題:ザ・サーファー』に主演(後編)

「常に新しい物語の伝え方や演技の作り方を模索している。」と語る、アカデミー主演男優賞受賞俳優のニコラス・ケイジ。

━━映画『原題:ザ・サーファー』(The Surfer)の途中で、神経衰弱が続く男性を演じるのは、精神的に疲れたり、難しかったりしましたか?

いいえ、むしろ、そういった感情や精神状態、錯乱を表現し、探求するプロセスを楽しんでいます。それが私にとって演技の最大の魅力であり、役柄に苦しむ必要など感じていません。今回の場合、私は彼の崩壊の過程を理解していました。もし私がそれによって少しでもバランスを崩したり、混乱したりしていたら、演技を構成し、発展させることはできなかったでしょう。

オーストラリアでの撮影も本当に素晴らしく、海を満喫し、海岸沿いに住むことで得られる自由を感じ、波の音を聞き、ザトウクジラの赤ちゃんが大きなヒレで水しぶきを上げながら跳ね回る様子を見ることができました。とても快適な仕事環境でした。これは俳優業の大きなメリットの1つで、素晴らしいロケーションや設定で仕事ができるのです。

━━サーフィンはよくしましたか?

私はサーフィンの才能があるわけではありません。でも、ボードに乗って波に乗る機会はありました。以前もサーフィンをしたことがありますが、カリフォルニアでは波に容赦なく打ち付けられ、うまくいかなかったときもありました。そのときに、サーフィンをするにはどんな技術が必要なのかを痛感しました。その技術は、これまで私が習得できなかったものです。

オーストラリアで十分なレッスンと練習を重ねれば、ボードの上で本物らしく撮影できるレベルに到達できるだろうと期待していました。『ビッグ・ウェンズデー』(原題:Big Wednesday)(1979年)のジャン=マイケル・ヴィンセント(Jan-Michael Vincent)がボードの上で美しい演技をするシーンを思い浮かべていたのですが、残念ながら、そのシーンを撮影できるレベルには達していませんでした。

━━サーフィンを再開して、それ以外は楽しかったですか?

全体的にとても興味深い時間でしたが、サーフィン中に巨大な殺人サメが下を泳いでいるのを見るのは、特に楽しいとは思いませんでした。でも、監督とスタッフはサメに注意を払っていて、必要に応じてすぐに行動を起こす準備ができていました。それが少し安心感につながりました(苦笑)。

━━サーフィンをテーマとした別の映画に出演することはありますか?

私には若い妻(柴田璃子)と子供(3歳の娘オーガスト(August))がいるので、答えは単純に「いいえ」です。

━━『原題:ザ・サーファー』は、ある意味、ブロカルチャーへの批評でもあります。あなたにとって、そのテーマは興味深いものでしたか?

それはロルカン(・フィネガン監督)が取り上げたかった要素の1つでした。部族主義が急速に高まり、自分の縄張りを守るという考えが、まるで特定の地域に住む人々が警察として行動することが当然の義務であるかのように広まっています。これは明らかに暴力につながるもので、長年にわたりライバル関係にあるギャング間の縄張り争いの引き金となってきました。

しかし、今回の場合は、ギャング文化は非常に邪悪なもので、若い子供たちを食い物にしてギャングに加入させたり、恐怖の中で生きさせたりしているという印象は確かにありますが、それよりも微妙なニュアンスがあります。

だからこそ、この映画の核心は、ギャングに加入するよう圧力をかけられている少年(作中では「ザ・キッド」(The Kid)とだけ呼ばれています)にあります。ギャングに所属することは危険ではありますが、何らかのグループに所属したいという欲求は理解できます。

━━この映画を見た観客に何を感じ取ってもらいたいですか?

自分のビジョンや視点を誰かに押し付けたいわけではありません。この映画を通して、見る人がそれぞれにひそかにつながりを感じられるような作品にしたいのです。この役を演じている間、彼がなぜサーフボードを必要としていたのかを説明するつもりは全くありませんでした。

私にとって、彼はただボードを取り戻したいという思いだけで英雄だったのです。説明は不要でした。彼はボードを取り戻すまで決して去ろうとはしなかったのです。

━━近年、キャリアを終焉させるつもりだとおっしゃっていましたが、今もその気持ちですか?

パフォーマンスに関しては、言いたいことはすべて言い尽くしたと感じています。様々な極端な要素や角度を探求してきました。この業界では、これまで自分が望んでいた限界まで自分を追い込んできました。家族と離れずに済むように、何か新しいこと、違うことに挑戦したいと思っています。

これまでの人生経験と仕事のおかげで、新たな章への扉が開かれるのを楽しみにしています。もしかしたら演劇かもしれないし、テレビかもしれない。まだ分かりません。今は家族との距離が縮まっていて、娘に身を捧げ、成長を見守りたいと思っています。

私は、ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini)(イタリアのオペラ作曲家でありグルメでもある)がかつて言った「おいしいワインを飲みたい、スパゲティを食べたい、そして海を眺めたい」という言葉を思い出させる場所にいます。

ニコラス・ケイジによる上記のコメントは、現地時間3月12日にテキサス州オースティンで行われたSXSWフェスティバルで、新作映画『原題:ザ・サーファー』(The Surfer)のプロモーション中に行われたものです。コメントは、長さと分かりやすさを考慮して要約・編集されています。

Words © Jan Janssen / Wenn
Photo © Nicky Nelson / Wenn

END.

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