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インタビュー マイステイズ・ホテル・マネジメント役員に訊く | セレブリティーライフスタイル「OK!」マガジンの日本公式WEBマガジン「OK!JAPAN」

インタビュー マイステイズ・ホテル・マネジメント役員に訊く

独自のスキームでホテルを次々と再生、成長を続ける話題の企業が 第2回チャリティーマーケットを開催。SDGsへの積極的な取り組みに注目!

全国各地で個性豊かなホテルを数多く展開し、急成長しているマイステイズ・ホテル・グループ。独自のリノベーションや改修を行ってさまざまなホテルを見事に再生させ、今大きな話題を集めているこの企業は、ユニークなアイディアで積極的にサステナブルに取り組んでいます。その一環として、役目を終えたホテルの物品の中から再利用できる物を販売し売上全額を寄付するチャリティーマーケットを立ち上げ、昨年8月に東京で開催。2回目は今年2月24日、グループホテルのアートホテル大阪ベイタワーで行われ、多くの来場者を迎えて大盛況を収めました。このイベントの広報を統括している株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント マーケティング部門の執行役員の山本裕規さんにインタビュー。私たち皆で考えたいSDGsのことなど、有意義なお話を伺いました。

――2回目のチャリティーマーケットを迎えた今の気持ちは、いかがでしょう。

お客様が大勢ご来場くださって開場前からだいぶお待ちいただいてしまいましたが、まずは皆様が会場まで足を運んでくださったことに感謝し、非常に手応えを感じています。今回は新たな試みとして、絵画や壺、掛け軸などアート作品に関しては、お客様に入札していただくオークション形式を採用しました。チャリティーということでお客様の善意もありまして、予想していた以上の価格で落札していただき、とてもありがたく思っています。

――出品数はどのくらいで、どんなアイテムが人気でしたか。

全部で4100点です。今回の大阪での開催は1日限りでしたが、食器など日常的に使うものが早い段階で売れていきました。ホテルで使っていたものは耐久性があって良いと、お手に取って買っていただいたり……。例えばお皿ひとつ取っても、電子レンジで使えるような実用的なものを、多くのお客様は求められていると感じました。まずは継続的に使っていただくということが一番だと思いますし、そこが私たちの目指しているところですから、成功したことを実感しています。

広報部門 執行役員 山本裕規氏

――来年のチャリティーマーケットで新たに加えたり、増やしたいと思う物品はありますか。

そうですね。実用的なものが人気ある中で、ご家庭の中でホテルの雰囲気を楽しむなど、どちらかというと「非日常」の感覚を得たいというようなお客様もいらっしゃったと思っています。これまでは食器類などが中心でしたが、今後はもう少しアメニティや寝具などホテルらしいアイテムも加えていけたらいいですね。今回早く売れた物の中にはソファーやテーブルもあって、ホテルにいる感覚を楽しむためにご購入されたのではと想像しました。これらのアイテムも、もう少し増やして提供したいですし、お客様にいろんな形で活用していただけることを願っています。

――次回がとても楽しみになりました。チャリティーマーケットを開催する意義やポリシーを教えてください。

全国で149棟あるグループホテル全体でSDGs活動に取り組み、全社をあげて今回のチャリティーマーケットを行いました。やはり多くの方に、私たちのそういった活動を知っていただきたいと思います。同時に当社の社員自身もSDGsへの意識を高めて、今後も運営していきたいですね。イベントの売上はすべて寄付しますので、個社の利益を考えず社内全体でチャリティーに貢献できるということに、非常に社会的意義があると思っています。今後も継続して取り組んでいきたいと考えているところです。

――今回の寄付先と、今後についてはいかがでしょうか。

昨年から寄付をさせていただいている、全国こども食堂支援センター・むすびえ様と、今回初めてプラン・インターナショナル様が加わりまして、2つの団体となっています。今後もこういった活動を通じていろんな形での貢献を続けるべく、寄付先も含めて検討していきたいと思っています。

――SDGs活動への取り組みは、以前から行っていたのでしょうか。

はい。全社で非常に大事なことと捉えていて、「マッチングプロジェクト」という、グループホテル内で互いに情報を共有して不要なものを交換し合い、できる限り再利用するプロジェクトを進めてきました。その取り組みをさらに広げて、「お客様にも使っていただければ」という思いで始まったものです。当社はさまざまな形でホテルの再生を行っている運営会社ですが、ホテル数がどんどん増えていく中で、不用になって廃棄する物をできる限り無くし、物品を再生できるようにするのは、とても大事なことだと思っています。お客様にご協力いただいて積極的にこの活動をすることで、まだまだ広げられることがあるのではと考えています。

――ホテル業界の中でもユニークな取り組みが今、注目を浴びています。社員の皆さんはどんな意識をお持ちなのでしょう。

そうですね。やはり可能な限り、特に<持続できる形で>ということを常に意識しています。このチャリティーマーケット自体も専門の部署があるわけではなく、実はプロジェクトチームで運営しているのです。ホテルのスタッフや料飲関係者、本社の経理担当などさまざまな部署のスタッフがイベントを手伝っています。社内全体で皆が身近に自分のこととして、SDGs活動に取り組める環境にあるのではないでしょうか。

――素晴らしいビジネスモデルですね。改めましてマイステイズ・ホテル・グループとしてのSDGsへの取り組みについて伺いたいと思います。

すべてではありませんが、グループホテルの多くはお客様に化粧品をはじめアメニティなどはなるべくご持参いただくようにお願いして、フロントで必要な方に必要な分だけお持ちいただける形を取っています。また当社のブランドの一つ、亀の井ホテルには各階にウォーターサーバーを設置しています。ペットボトルのプラスチックゴミを削減するという取り組みを積極的に進めていて、お客様には少しご面倒をおかけしますが、ご協力をいただいています。連泊や複数泊されるお客様にはもちろん、タオル交換が不要であればとお声かけを必ずしています。

――食事に関しては、いかがでしょうか。

毎年、グループホテルで働くシェフたちの料理コンテストを開催しているのですが、昨年はフードロスの削減に向けた食開発というテーマを掲げてコンテストを行いました。通常であれば捨ててしまう食材や部位をうまく活用したメニューを考案して、実際にそれぞれシェフたちに競い合ってもらいました。今後のメニュー開発の大きな参考になると思いますし、料理スタッフにも<食>でSDGsに取り組む意識を持ってもらうことが、社会貢献できるというモチベーションにつながると思っています。

――まさに全社をあげて取り組んでいるのですね。今後のビジョンを教えてください。

SDGsをこれからどんどん推進していこうと考えた時、やはり継続することが大切だと考えています。あまり難しく考えるよりもお客様とともに私たちも楽しみながら、結果的にSDGsが推進できる企画を立案することが大事だと実感しています。今回のチャリティーマーケットはそれを形にしたものですが、社員も自分のこととして捉えて理解した上で、イベントを開催することが重要です。日常の中で意識することが大事なのではないでしょうか。

そしてこういったイベントはランドマークの観光拠点のような所で開催するケースがありますので、地域の方々とも連携してその地域の皆様に還元できるよう、地域社会の活性化にも結びつけていきたいと思います。将来的には外国人観光客のお客様にも私たちの活動を知っていただいて、「日本のチェーンホテルもSDGsに意識して取り組んでいる」ということを海外にも発信し、幅広くお客様に利用していただきたいということを考えています。

――最後に、未来に向けてさらにSDGs活動を推進するためには、どのように意識を高め、工夫することが必要だと思っていますか。

マイステイズ・ホテル・グループは中古物件の運営を受託され改装工事をし、リノベーションして再生するケースが多いのですが、役目を終えたものを新たな使い手に繋ぐということが非常に重要であると思っています。そしてどうすれば社会貢献できるか、地域の方々に還元できるかというところを意識して取り組むことが必要なのではないでしょうか。もっと多くの方に私たちの活動を知っていただきたいですね。そのために今後は他社の方々とも連携して、ホテル業界全体にSDGsを広げることができればと考えています。

 

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